オンラインカジノ逮捕事例を検証!
日本に存在する賭博罪という法律。
オンラインカジノは賭博罪には値しないということですが、
(詳しい記事はこちら→)
2016年3月10日、イギリスのオンラインカジノ「スマートライブカジノ」でプレイしていた日本人三人が「賭博罪」に値するとして逮捕された事件があります。
海外のインターネットのカジノサイトで賭博をしたとして、京都府警は10日、賭博(単純賭博)の疑いで埼玉県越谷市の制御回路製作会社経営、関根健司(65)▽大阪府吹田市の無職、西田一秋(36)▽埼玉県東松山市のグラフィックデザイナー、中島悠貴(31)-の3容疑者を逮捕した。府警によると、無店舗型のオンラインカジノの個人利用客が逮捕されるのは全国初とみられる。
府警によると、関根容疑者は「1千万円ぐらい使った」と供述。ブラックジャックの利用客だけで月に少なくとも約1400万円の賭け金が動いていたとみられ、府警は運営実態や資金の流れを調べる。
http://www.sankei.com/west/news/160310/wst1603100084-n1.html
どうして逮捕されたの?
日本人ディーラーが担当だったことが原因だった
http://casinokun.com/smartlive_casino.html
逮捕された日本人プレイヤーは、「スマートライブカジノ」というイギリスのオンラインカジノをプレイしていました。
オンラインカジノではネット中継で、直接ディーラーとカジノをプレイすることができる「ライブカジノ」というものがあります。
海外から中継されているので、ディーラーはすべて海外の方です。
「スマートライブカジノ」では、日本人のディーラーがゲームを行っており、それをサイトの売りにしていました。
日本人ディーラーと会話できるように、カジノ内のチャット機能で日本語のコミュニケーションが可能にされていました。
また、カジノがプレイできる時間帯が日本時間の夕方から深夜に設定されていたこともあり、
警察側は「日本国内でオンラインカジノをプレイしていることと変わりがない」と判断し、逮捕に至りました。
日本人プレイヤーがSNSで特定された
逮捕に至ったきっかけとして、日本人プレイヤーがSNSで特定されるということがありました。
日本人プレイヤーがカジノ内でのチャットでの名称でアカウント名をそのまま使っていたこと、チャットの内容でSNSが特定できるようなやり取りをしていたことがあったことで、警察側が特定できたわけです。
今回の事件から学べること
日本人が集まりやすいようなテーブル、または日本人専用カジノは利用しない
今回の逮捕の一件の大きな原因となったことが、日本人のディーラーが担当するカジノに日本人プレイヤーが集まったことです。
今回の事件をきっかけに、日本人専用カジノは取りしまわれる可能性が高くなったはずです。利用しないようにしましょう。
アカウント特定されるような情報を書き込まない
SNSのアカウント名がわかるような内容をカジノ内でのチャットなどに書き込まないようにしましょう。
また、SNS内でオンラインカジノをプレイしているとわかるような書き込みもやめた方がいいでしょう。
違法でも合法でもないオンラインカジノ。
グレーゾーンだということをしっかり意識して、オンラインカジノをプレイすることを勧めます。
他にもオンラインカジノで逮捕者がでた事例があります。
詳しくはこちらの記事へ→ドリームカジノの運営者が逮捕された?!